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キクイモ(菊芋)とは

菊芋(きくいも)は北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の植物で、生姜に似た形状の根を食べます。
9月から10月にかけて黄色い菊に似た花が咲き、枯れると地中に塊状の茎(根)ができます。11月以降に掘り出して収穫します。
菊芋は「天然のインシュリン」といわれる「イヌリン」という成分が豊富です。美容や健康を気にする人々から注目されています。健康食品の原料として乾燥や粉末などの加工に回ることが多く、生のものは貴重です。

□レシピ
硬い部分を除けば皮つきでも食べられます。皮を剥く場合はナイフやピーラーでも構いませんが、水洗いしながらたわしでこすると手軽です。クセがないので生で食べるとシャキシャキ感を味わえます。
生 皮を剥いてスライスしてサラダ・ごまあえ・おひたしに、短冊に切ってポン酢やゴマダレで
炒めもの スライスしてシャキシャキ感を残した野菜炒めやきんぴらなど
焼きもの ガーリックバターやマヨネーズをつけてオーブンでグリルに
揚げ物 丸ごと素揚げしたり、唐揚げ・フライ・天ぷらに
煮物 煮っころがし、煮物、肉じゃがならぬ「肉きくいも」などに
汁物 味噌汁やスープの具、ポタージュ、シチュー・カレーなど

□保存方法
冷蔵保存してください。土付きのほうが長持ちします。皮を剥いてから冷凍すれば長期保存できます。加熱調理に使えます。乾燥させてから菊芋茶として煮出したり、水で戻すこともあるようです。乾燥する場合は皮を剥いてスライスしたものを軽く水洗いし、ザルなどに広げて天日干ししてください。

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